てんびん座の特性
サイン(星座)とは、人間の心理を12に分類したものです。実際の星座をコンステレーションというのに対して、占星術では「サイン」と呼びます。西洋占星術で見る12星座の特性をみていきます。
バランス、社交、上品、好奇心、八方美人、優柔不断、冷淡
【属性】風・活動宮
【支配星】金星
調和のとれた優雅な世界に安住を求めます。穏やかな人柄は争いを好まず、周囲の人々や社会との融合をはかり、だれをも愛することができます。冷静な理性は極端な行動を拒否し、品位ある態度を保とうと努力します。そのためには欲望やプライドも表面に出さず、平和で均衡の取れた環境維持に徹しています。その一方で孤独に耐えられず、人にこびる傾向があり、またトラブルや不快なことを避ける面が目立ちます。
てんびん座の恋愛傾向
てんびん座は、社交的でエレガントであるため一緒に過ごすのにとても心地よいタイプかもしれません。また、頭の回転もよく、調和のとれた関係をつくることができるでしょう。
思っていることがあっても争いを好まないため、そこは控えめに言動、行動してくれます。なによりも穏やかでお互いが心地よい空間であることを優先します。また、ロマンチックな演出もなんなくこなしてくれます。
このため、少しうわべだけで付き合ってしまっているように感じるかもしれませんが、これがてんびん座にとっては心地よい環境なのです。
てんびん座のビジネス傾向
バランス感覚が抜群のてんびん座にとっては、仕事面でもその力を発揮するでしょう。特に、正確さを伴うような仕事には持ってこいの特性を出してくれます。分析能力にも長けていて、正確な判断を下すことができるので周囲の人からの信頼も厚いはずです。冒険心は、ないので1つ1つをソツなく、きっちりこなしてくれるため安心して任せることができますので上司からの期待も望めます。
ただ、バランス感覚や人にどう見られるかを重視するために物事へのこだわりには欠けてしまうところもあるでしょう。情を重視することは苦手かもしれませんが、なにより社交的には振る舞えますので表に立つ立場になったときには評判もいいでしょう。