魚座の神話
魚座は、メソポタミア文明に由来する星座です。
この星座は、チグリス川とユーフラテス川の合流点をあらわしたものともいわれています。リボンで結ばれているのが魚ではなく。人魚とツバメの姿とされた時代もあります。
ギリシャ神話では、この2匹の魚は美と愛の女神アフロディテとその子エロスの母子とされています。
ふたりがユーフラテス川の岸辺を歩いていると、突然怪物のテュポンが襲いかかってきました。驚いたディテとエロスは、大慌てで魚に変身すると川に逃げ込んでしまいました。
この様子を見ていた知恵の神のアテナが面白がってこの母子の魚の姿を星座にしたのだといわれます。2匹がリボンで結ばれているのは、親子が離ればなれにならないためだといわれています。
ほかの神話もありますが、いずれも親子の絆を表すもののようです。
魚座は、慈悲深い性格だといわれます。これは、アフロディテとエロスの絆のように深い愛からきているのかもしれませんね。