占いを信じる、信じないということはあっても、星占いという言葉を知らない人はいないでしょう。星占いとは、「これからどんなことが起こるのだろうか?」ということと「あなた自身のこと」についてを知ることができるものです。
ここでは、その「何が起こるか?」という運勢について、テレビなどでおなじみの星座はいったいどこで作られたものなのでしょうか。また星座別の特色についてまとめてみました。
星座とは
”星占い”というものには、小さいころから馴染みがあることでしょう。毎日のようにテレビでやっている占いは、星座別になっていますね。
星占いに使われる12個の星座は黄道12星座と呼ばれています。どのようにして、これらの星座が星占いに使われるようになったのでしょうか?
春夏秋冬と時間や季節とともに夜空を華やかに彩る星座は、いつもお互いの位置関係で、西に動いていくように見えます。これらの天体は、他の星々の間を日々移動しています。太陽は常に決まった通り道を経て、一年で天球を一巡りします。この太陽の通り道が黄道と呼ばれるものです。
昔の人たちにとって、地上に恵みをもたらす太陽は神様そのものでした。また、姿を変えながら日々移動していく月、他の星とは異なる動きをする惑星も、神の意志を伝える存在であると考え、その意思を読み取ろうとしたのです。これが、星占いの始まりだといわれています。太陽や月・惑星たちの位置を詳しく調べるために、通り道である黄道には、わかりやすい目印が決められました。それが黄道12星座です。
サインとは?
サインとは、人間の心理を12に分類したものです。星座をconstellationといいます。占星術で使う星座を「サイン」といいます。星座は、複数の恒星が天球上に占める見かけの配置を、その特徴から連想したさまざまな事物の名前で呼んだものです。西洋占星術では、横道を「おひつじ座(白羊宮)」から、「うお座(双魚宮)」ぶ12分割した横道12宮を使用します。
誕生時の太陽の位置で運命が決まるの?
私たちがよくテレビで見る星占いの「〇〇座」というのは、厳密には"太陽星座"をさしています。太陽星座とは、あなたが生まれたときに太陽が何座の位置にいたかを示したものです。
西洋占星術では、星座にはほかにも、月星座、水星星座、金星星座、火星星座、木星星座、土星星座、天王星星座、海王星星座、冥王星星座があり、計10天体分の星座がその人の運命を導いているのです。
10天体はすべて異なるテーマを持っており、それぞれの星座を知ると、仕事、恋愛、人間関というように、自分の運命をテーマ別により詳細につかめるようにもなります。
では、12星座の特徴についてみていきましょう。