西洋占星術は、古くから西洋諸国でひろく行われている占術です。紀元前2千年も前にバビロニアで天の星と神々を結びつけたことがはじまりとされています。
ホロスコープってなに?
あなたは、世界でたった一人の存在です!
なんと、あなたと同じバースチャート(誕生の瞬間の配置チャート)は2万5千年に1度の確率だといわれています。惑星は、それぞれ違った速さで太陽の周りを運行しています。そのため、特定の並び方になるのです。同じ並び方で戻ってくるのに要する年月が2万5千年も必要となります。あなたのバースチャートは、それほど貴重なもので他の誰とも似ていないものなのです。
そのため、そのバースチャート(ホロスコープ)から、あなた自身のたった1つの人格や特徴を表しているということになるのです。
誰が占っても同じなの?
占星術は、基本的に惑星、星座、ハウスを主な要素として占います。1つとないバースチャートならば、誰が占っても同じになるのではないか?と考えるのが普通でしょう。ところが、分析の仕方はそれぞれの占星術家によって異なります。独自の占星術のやり方と科学的なデータとをもって解読していくことと、その占術家のそれまでの経験値や感性でまったく違ったものとなることもあります。
そのため、「生まれたときにすでに決まってしまっているバースチャートは変えようがない。ならば、自分の意思は変えようがないのでは」と考える人も多いかもしれません。でも、実際は変化していくのです。
ホロスコープから分かること
あなたは、ご自身のことをどのくらい知っていますか?
ホロスコープで分かることは、いろいろあります。あなたが生まれたときにもらった身体は、成長とともに変化していきます。あなたの身体であることには変わりませんが、どんどん変化していきます。それと同時にあなたの内なる姿、つまり”心”もホロスコープには映しだされるのです。占星術家が扱うのがこの心の部分についてです。目に見えない心の部分が数学的な方法によって表すことができるのがこのホロスコープなのです。
幸せになるために
人は、誰でも幸せになるために、幸せを感じるためにさまざまな努力をしています。誰しもが使える魔法の法則があるのなら、使えるようになりたい!と願うものです。この自分のための処方箋とも言えるものがホロスコープなのです。1つ1つ紐解いていくことによって、より自分のことが分かるようになり、幸福感や満足のいく人生へと近づけるようになるのです。
ホロスコープは、人を操れるものではありません。まずは、ご自身のことをしっかり理解し、今世で約束された運命をどう生かしていきていくのかをみていきましょう。